先日、ネタフルで(LCC旅行用に)紹介されていた携帯式の電子はかり(デジタルスケール)。1000円程度と手頃な価格だったこともあって、試しに買ってみたところ、なかなか便利なアイテムでした。
荷物の重量を量るのって意外と面倒……?
私もたまに旅行や登山の荷物(バックパック)の重量を量るのですが、体重計を使い自分が先に乗った状態でゼロリセットして、荷物の重量を量るのって結構面倒なのですよね……。
後は旅先での荷物の計測。LCCなどは手荷物に7kg程度の重量制限があるようですし、今年ネパールに行った際は、国内線プロペラ機の預け入れ荷物に10kg制限があり(手荷物はノーカンだったのでそこで調整した)、パッキング時に荷物の重量を確認するツールがないためぶっつけ本番は緊張しました。
ということで今回ゲットした携帯電子はかり(一般名称は何?)があれば、そのときのパッキングも安心だったろうなぁ……と。本体重量は100gに満たず(カタログ値95g/金属フック装着で実測85g)、サイズは長辺で145mmとコンパクトなので、旅行に携帯しても邪魔にはなりません。
計測は10gからなんと50kgまで対応しているので、一般的な荷物の計測ならほぼ対応します。そもそも、片手で持って量る仕組みなので、50kgまで使うこともないと思いますけども……。
SHANJE 携帯式デジタルスケール
私が購入したのはAmazonで売っている「SHANJE」というブランドの商品。付属品は布ケースと計測時に荷物を吊り下げるためのフックが2種類。布製のベルトが付いたタイプがAmazonでも最も売られているようですが(例によって類似の製品がたくさんあります)、私は交換できる金属フックが付属している商品を選びました。私の用途だと、金属フックの方が使いやすそうですし。
デフォルトでは布ベルトが付いているので、すぐにフックに交換。この際、布ベルト側のヒートンがなかなか抜けませんでしたが、力業でなんとか(どうやら接着剤だか塗料が塗られていたっぽい?)。
フックの交換は本体側のウケも金属のネジ穴になっているので、クルクルとネジを回して付け替えるだけ。こんな細いネジのネジ山で50kgの引っ張りに耐えられるのか分かりませんが、まあそこまで激重な荷物はぶら下げないと思うので。
電源ボタンを押すとバックライト付きの液晶に1/100kg(10g)単位で数字が表示され、電源投入後すぐにボタンを押すことで、lb(ポンド)、g(グラム)、oz(オンス)と計測単位を切り替えることもできます。グラム表示にした場合は10g単位の計測なので一桁目は0固定されます。
数字がゼロ以外の場合は(フックを交換した際なども)単位が表示された後で電源ボタンを押せば、数字がゼロリセットされます。つまり計測用の袋をぶら下げて数字をリセットすることが可能(風袋引機能)。バックパックの中身だけを計測したい用途(あるのか?)などにも使えますね。
電池はコイン電池(CR2032)。国内ならコンビニなどでも買えると思いますが、海外だとどうなのだろう? 空港とかに普通に売っているのかな?(探したこともないので……)
しばらく使わなければ電源は自動でOFFになりますし、電源ボタンの長押しでも切ることができます。
精度は十分? 10kg以上のザック計測がすぐできる
秤の精度ですが、カメラをキッチンスケールとこの電子はかりの両方で量ってみたところ……
持ち方によって多少の誤差は出ることもありますが、この程度ならばほぼ問題ないレベルでしょうか。正確に計測するには、なるべく持ち手を水平に、荷物が垂直にぶら下がるように持つと良さそう。
先日、パーゴワークスのカーゴ40の記事を書いた際に作ったパッキングがあったので量ってみました。少し荷物を外していたので11kg弱。これがすぐに分かるのは確かに便利。
ちなみに片手で11kgの荷物をぶら下げつつもう片方の手でシャッターを切る作業だけで、かなり手がプルプルしてしまいいました(笑) 20kgを越えるバックパックとなると何か踏み台にでも乗らないと(腕を伸ばした状態じゃないと)厳しい気がしますね。今後ブログでそんな写真が公開されたら、「頑張って写真撮ってるんだな……」と察して貰えると嬉しいです。
追記:ブコメを見て改めてもう少し重い荷物でも精度比較。確かに体重計で14.3kgのバックパックが、持ち上げるタイミングによって13.43〜13.94kgと結構な誤差で表示されてしまいました。体重計が正確だとすると、最大で900g近く軽く表示されてしまってします……。
重量級の荷物を量る際には注意して、特に重量オーバーのチェックの際は、複数計測して一番高い数字を参考値として見るぐらいがいいのかもしれません(クセとしては何度か量った後半に出る大きな数字が、正しい重量に近くなるようです)。
頻繁に旅行に行ったり飛行機に乗る方はもちろん、自分が背負うバックパックの重量が気になる人にとても1個あると何かと便利なアイテム。この価格ならば特に迷うこともないでしょう?
類似商品は他にもたくさんあって(中華ガジェットにありがち)、コンパクトなもの、デザインのスタイリッシュなものなどありますが、個人的には今回の商品が吊りフックの存在で一択でした。
小型の秤といえば、昔バス釣りで使っていたバネばかり(釣った魚の重さを量る)と比べてもこのサイズ。これで2kgまでしか量れなかったんですよね。
今は釣りの世界も電子スケール化されてるのかな?と思ったらやはりそんな雰囲気ですね。
そういえば趣味のバス釣りではいつもバネ秤(〜2kg)を持ち歩いてたけど、今はやはり電子はかりが主流なのかな?
— OKP (@iamadog_okp) September 23, 2019
Amazonの釣り用品(スケール)のランキング見る限りそんな雰囲気
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