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オリンパス M. ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO付属フードのLH-76が壊れたのでシンプルなLH-76Dを購入

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M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROの純正レンズフード「LH-76」が壊れてしまったので、代わりのフードとしてオリンパスの「LH-76D」を買ってみました。

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純正フードのLH-76が遂に壊れた……

M. ZUIKO 40-150mm F2.8 PROに付属するレンズフード「LH-76」。伸縮機構があってとても便利なのですが嵩張ることもあり、ラバーフードを使うようになったという記事を昨年書きました。

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しかし、今年に入って鳥を撮るようになると、撮影時にレンズをしっかり支えたいこともあって(手持ちでレンズと安定させるためにレンズ先端寄りのフード部分を持ったりします)、再び純正フードを使うようになりました。

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ラバーフードはレンズ先端を支えようような持ち方には向いてない……

……のですが、先日撮影中にLH-76が突然壊れてしまいました。
落としたりぶつけての破損ではないのですが、レンズ先端に近いフードのリングパーツが緩んでいたので触っていたら外れてしまい、そのうちに伸縮機構も使えないように……。

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当初、組み直せるかと思ったのですが、確認すると既に内部の板バネ状のパーツや金属球の一部がなくなっている状態。このLH-76、レンズフードにしては部品点数が多く、壊れる際はバラバラになると聞いていたので、これはもう修復不能と判断しました。

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ラバーフードでしばらくしのいでいましたが、やはり鳥の撮影にはちゃんとしたフードを使いたい。

あとラバーフードは金属リングとラバー部分が接着されている訳ではないので(被せて噛み合わせている)、カメラバッグの出し入れの際に前後の力が掛かることで外れてしまうことがあります。これはラバーフードを使うようになって気づいた思わぬ弱点でした……。

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屋外でラバーが外れてしまうと結構面倒……

同じLH-76を書い直すことを考えたのですが、どうやらオリンパス純正で「LH-76D」なるレンズフードがあるようです。

OLYMPUSレンズフード゙ LH-76D

OLYMPUSレンズフード゙ LH-76D

  • 発売日: 2020/09/11
  • メディア: エレクトロニクス

M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS用フードの「LH-76D」

これは昨年2020年に発売になった超望遠ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」の純正フードで、バヨネットタイプで未使用時には逆付けできる一般的なレンズフード。なんと嬉しいことにM. ZUIKO 40-150mm F2.8 PROでも使用可能だそうです。

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LH-76は便利でしたが正直過剰に感じてラバーフードを買ったぐらいなので、もっとシンプルなフードがあるならそれに越したことはありません。しかもLH-76の通常価格6,160円に対して(複雑な機構なので高額なのはまあ理解はできるけど…… 高いよね)、3,520円と比較的安価なのも嬉しい(シンプルなフードにしては安くない気も……)。

本当に何の変哲もない普通のプラスチック製レンズフードで、裏側に布張りもなければ(反射防止として横方向の溝が切られているのみ)C-PLフィルター用の窓もありません。

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サイズ感ですが伸縮機構の厚みがない分少しほっそりしているかと思いましたが、LH-76と並べてみると殆ど同じですね。

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さらに重量はLH-76(125g)に対してLH-76D(62g)と半分。同じサイズなのに半分は凄い! というかLH-76、どれだけ重いんだよ……(スライド機構があるので単純に2枚重ねみたいなものですしね)。

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ということで装着時の見た目もLH-76を使っていたときとほぼ変化なし。バヨネットのかみ合わせがあまりスムーズでなく、ベストポジションをしばらく探す感じになりますが、個体差なのか40-150mm F2.8 PROとの相性かは分かりません。一度噛み合えばカチッとハマって不安はありません。

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もちろん逆付けもできるので、移動時の収納も問題ありません。

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超望遠レンズでの手持ち撮影で長時間同じ体制で待つ場合(カワセミが飛ぶのをずっと待っているような場合……)、このようにフード部分を支えることが多いので、やはりラバーフードよりもしっかりした大きなフードが安定するのです。LH-76に対しての軽量化もありがたいです。

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OLYMPUSレンズフード゙ LH-76D

OLYMPUSレンズフード゙ LH-76D

  • 発売日: 2020/09/11
  • メディア: エレクトロニクス

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