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湯河原のオーベルジュ湯楽でイタリアンコース&バースデープランを満喫

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1年ぶりに湯河原のオーベルジュ湯楽に宿泊してきました。昨年2月に宿泊してお料理の美味しさに感動した温泉オーベルジュです。今回はバースデープランを利用しつつ、イタリアンのコースを食べてきました。

オーベルジュ湯楽にスデープランで宿泊する

オーベルジュ湯楽は神奈川県の湯河原温泉にあるイタリアンをベースにした創作料理と源泉かけ流しの温泉を楽しめるオーベルジュ(宿泊施設のあるレストラン)。昨年2月の結婚記念日に利用しましたが、トリュフご飯を始めとするお料理が本当にどれも美味しかった!


そんなオーベルジュ湯楽からバースデープランのハガキが届きました。ぜひまた行きたいと思っていたオーベルジュだったので、3月の妻の誕生日に予約を入れました。


ちなみに前回、妻名義で予約したので妻の誕生日月でハガキが届いたのですが、あまり深く考えずに私の名前で予約を入れたところ、宿側で住所等を照らし合わせて現地では妻名義の予約に訂正されていました。ちなみに今後、私の誕生日月にバースデープランを利用することができるのか図々しく聞いてみたところ、登録名義を家族の連名にして誕生日を2つ登録することができるそうなので、そうして貰いました。

マイカーで湯河原へ

宿の紹介、宿泊レポートは前回書いたので、今回は主に食事の部分を中心に。
前回は公共交通を利用しましたが、今回はマイカーにしました。東京から湯河原方面は色々な行き方がありますが、今回は小田原厚木道路を使いちょっとした観光&時間つぶしで芦ノ湖に立ち寄って、箱根峠から湯河原パークウェイを使って奥湯河原温泉に出ました。

休前日の金曜日でしたが18時前とやや遅めの到着だったこともあり、駐車場はほぼ満車状態でした。

1台分開いていた入口に近い傾斜した駐車スペースに停めたのですが、他の車同僚に宿の方が輪止めを付けてくれました。この傾斜なので輪止めはあった方が安心ですね。

ロビーは改装が入って昨年とは少し雰囲気が変わっていました。全体的にとてもスッキリ。

温泉は檜風呂と大浴場が男女日替わり、貸切風呂は露天風呂と石風呂があります。貸切風呂の予約はチェックイン時に行うので、チェックインが遅かった我々が選べる時間はかなり減っていましたが、露天風呂には前回入っているので、翌日の朝食後の時間に石風呂を予約しました。

大浴場は名前の通りかなり広いですが檜風呂は洗い場が3つ(浴槽は2つありますがせいぜい4〜5人分)、更衣室も3人居たら窮屈に感じるレベルなので、人の少ないタイミングを見計らって入るのがオススメです。

部屋は昨年と同じトイレ付きの和室でした。

浴衣にタオル、足袋くつ下など。バスタオルが4枚、ハンドタオルはこの他に浴場にたくさん置いてあるので、毎回使い切りできるのが嬉しいですね。

休憩所の湯河原文庫、自由に飲める飲み物(お水の他に麦茶や昆布茶、梅茶など)、デロンギのコーヒーマシンなどは変わらず。


夕飯の時間は前回は18時でしたが、今回は到着時間が遅かったからか19時スタートでした。遅いほうがありがたかったですし、この間に温泉に入ることもできました。

ディナー:イタリアンコース+ブイヤベース&パスタ

併設レストラン「ピノクラーレ」は浴衣でも利用可能ですが、テーブルの椅子席でお酒飲みつつ長時間座っていると着崩れたりするので、今回は洋服で行きました。私が浴衣着るの苦手なだけかもですが。

レストラン内はほぼ満席で、昨年来た際よりも宿泊者が多かったようです。

メニュー。今回はイタリアンコースです(トリュフご飯があるのは「シェフ特選コース」)。

バースデープランのサービスでスパークリングワインが付いて来ました。

前菜。赤貝に帆立貝、ニンジンのソース。

自家製パンの盛り合わせ。チーズは手前から牛乳、羊乳にトリュフ入りのものなど。真ん中の揚げパンがモチモチでとてもおいしかった。

大山地鶏のムースで中に小海老が入ったもの。隣は明日葉で緑の粉は明日葉のパウダー。白いのはごま油を粉末にしたもの。確かにごま油の風味があっておもしろい。

飲み物は今回もビールにしましたが、コースに結構な量があるので、この後もう1杯ビールを頼んだこともあって、後半かなりお腹が限界になってしまいました。

強めのアルコールは酔ってしまうので、食事の際はビールを選ぶことが多いのだけど(あまりワインが好きな訳でもないし)、量が食べられなくなってくると飲み物のチョイスも考えないといけませんね。まあ、行き掛けのランチに海老名のハングリータイガーでしっかり食べてしまったことも原因な気もしますけど……。

パンはおかわり可能ということで、食べてないものを貰おうとトマトのパンともう一種類貰ったのだけど、右のは最初に来たパンと同じだったような気もするす……。

カルパッチョ。このようなお料理はフォークよりもお箸が使えるのが嬉しいですね。

ここでコースメニューにはない、バースデープランのブイヤベースが入ります。

半分取り分けてこれぐらい。結構しっかりあります。

そしてブイヤベースのスープを使ったリゾット。これはパスタかリゾットが選べますが、この日のコースにはパスタがあるので、リゾットにして貰いました。魚介の出汁が効いていて美味。

そしてスパゲティ。山百合ポークと小松菜、リコッタチーズ。ホロホロになった豚肉、美味しかったなあ。

蛍烏賊、地魚(失念)を生海苔で巻いたフリット、新玉葱のソース。そろそろ満腹になってきました。

メイン前のグラニテで一息。八朔と桜の葉。

お肉のメイン。軽めに見えますが和牛のスライスは4枚ぐらいあって完全に満腹。大満足。

デザートもしっかりあるので気を抜けない。

さらにバースデープランで焼き菓子のサービスもありましたが、これは袋詰して貰って部屋に持ち帰りました。食べられないことはなかったけど、限界に近かったのでありがたかった(笑)

この他チェックアウト時にオリーブオイルのプレゼントもありました。バースデープラン、リピーター向けサービスとしてもかなり満足度高いです。ぜひまた利用したいですね。

洋食朝食

翌日の朝食。イタリアンのプランを選ぶと洋食と和食が選べます。前回、和食を食べたので今回は洋食で。


サラダ、フルーツジュース(ブラッドオレンジとキウイ)。

品数多めで楽しい朝食。1枚目の4マスのお重は和食と共通でしょうかね。


温泉卵と和牛のミートソース、このミートソースが濃厚で美味しいんです。

パンが本当に美味しいんです。右側の食パンぽい方はおかわりも可能でした。

パンナコッタとコーヒー。


チェックアウト直前までのんびり過ごす雨の日

前日はお天気でしたが2日目は朝から雨(前回もそうでした)。こんな天気だと車が気楽でいいですね。

今回は宿泊と食事以外は何も予定していなかったので、予約しておいた石風呂に入ります。

温泉は初日に檜風呂、2日目の朝食前に大浴場、そして食後に予約をしていた石風呂に入りました。露天風呂は前回入ったので、これで4つのお風呂をコンプリート。この写真は貸し切りの石風呂のものです。

チェックアウトの11時ギリギリまで部屋でダラダラして過ごします。コーヒーを飲みつつサービスのゼリーを食べるなど。

前回もでしたが結構な雨が降っています。どこかに立ち寄る予定もなかったので、下道で早川まで走って早川港でお気に入りの鯵コロッケを買って帰りました。


小田原から小田原厚木道路に乗って、県央厚木ICで降りてランチはラーメン山岡家。東京、多摩には全然店舗がないので(横田基地の北に瑞穂店があるのみ)こんなときでもないとなかなか食べられない。

店内に漂うスープの匂いは強烈ですが、ラーメン自体はそこまでこってりとかガッツリでもなく普通に美味しい山岡家のラーメン。多摩地区にも1店舗ぐらい欲しいものです。

おまけ:芦ノ湖スカイラインと箱根関所

前日、時間つぶしがてら久々に芦ノ湖に立ち寄りました。昔は春の解禁直後は釣りでよく通ったのですが、目的がないと特に来ることがないんですよね。10年ぐらい前に箱根フリーパスで来て以来かも。

小田原からは箱根新道を使いましたが、以前走ったときはまだ有料だった気がします。芦ノ湖スカイラインなんて滅多に使わなかったので走るのは20年ぶりぐらいでは。今って800円もするんですね……。

行きは小田厚からよく見えていた富士山も午後になると雲の中。


少しは歩いて夕飯に備えようとやってきたのは箱根関所。恐らく小学校の遠足か社会科見学以来です。2000年代になって大規模な復元工事があったようで、記憶にあった関所跡とはすっかり様変わりしていました。

箱根関所といえば有名な「入鉄炮に出女」ですが、出女については昔習った通りですが、入鉄炮については静岡の新居関所で行っていたもので箱根関所ではそこまで厳格な武器の取り調べはなかったのだとか。

資料館まで見て日没より前に芦ノ湖を出ました。湯河原までは山を下るだけなので20分ちょい(冒頭に戻る)。