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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

府中 東郷寺の見事なしだれ桜を見に段丘崖の山門へ

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今年も府中市にある東郷寺でしだれ桜を見てきました。

府中市清水が丘にあった東郷平八郎の別荘跡に建立された日蓮宗の寺院、東郷寺。その立派な山門前にそびえるしだれ桜の巨木は府中の名木百選にも数えられています。昨年その存在を知り初めて見たのですが、今年も見頃を迎えているということで、妻を誘って日曜日に見に行ってきました。

https://www.kankou-fuchu.com/?p=we-page-entry&spot=40302(府中市観光協会|東郷寺)

  • 多磨霊園駅より南へ坂を下った右側に東郷寺の大きな山門がそびえたっています。聖将山東郷寺は、もともとは、日露戦争日本海海戦で有名な東郷平八郎元帥の別荘地でした。東郷の死後、元帥を慕う人々によってここに寺が建てられました。元帥の別荘の建物は今でも残っています。門前には府中市の名木100選の巨木“しだれ桜”があり、山門とともに、府中を代表する景観の一つとなっています。
  • 住所:府中市清水が丘3-40-10
  • 交通アクセス:京王線「多磨霊園駅」徒歩7分


一般向けの無料駐車場も開放されている東郷寺ですが、この日は最寄り駅である京王線の多磨霊園駅を利用しました。改札口には東郷寺の案内が出ていました。

多磨霊園駅の南口を出たら眼の前の階段を右に進むだけ。

府中崖線の段丘崖を緩やかにを下って行くと正面に大きな桜の木が見えてきます。

まず目に入る巨大なしだれ桜。満開ですね。

府中の名木百選のレリーフが設置されている左側のしだれ桜は見頃を少し過ぎて葉桜になり始めていますが、全体で見たらまだまだ見頃です。

花冷えと花曇りが続く東京では待望のお天気の週末。さすがに抜けるような青空…… ではないものの、スマートフォンのカメラを向けると見事な青空が写されます(妻のPixel 8はもっと青かった!)

誰もが日々の記録をスマホで残すようになりましたが、スマホカメラやAIによる演出の入った記憶色が、SNSにアップされ多くの人のスマホの中にも残されていくと、実際は薄曇りだった日の記憶も青空だったかのように塗り替えられていってしまうのかも? なんて思いながらもPixelが生成した青空写真をポストしている自分。

日曜日ということもあって花見客が訪れていましたが、花見期間の中では唯一とも言える週末と晴れ予報が重なったにしては思いの外空いていたように思われます。

山門の右手には階段に近い側はもう1本。こちらも見事な大樹です。

参道を挟んで挟んで反対側にも2本の大きなしだれ桜。


山門の上から山門を額縁にしたくなるのもお約束。

この立派な山門への階段は府中崖線の高低差を利用したもの。

ハケと人が生み出した景観、堪能しました。


せっかくなので別の地元桜スポットを訪れようと思いますが、しばらく考えてから野川方面に行ってみることにしました。西武多摩川線の白糸台駅へと向かいます。


偶然歩いた一方通行の道は東府中と品川宿を結ぶ「品川道(品川街道)」の古道のようです。


寿司屋さんの角にあった道標。「左 五宿」は甲州街道の布田五宿(国領宿、下布田宿、上布田宿、下石原宿、上石原宿)、「右 不ち由宇」は府中、「右 以奈記」は稲城のことでしょうか。

現在の白糸台駅がまだ「北多摩駅」と記載されている案内板。「多磨墓地前駅→多磨駅」「北多摩駅→白糸台駅」の改称は2001年なので比較的最近(おじさん史観)なんですよね。

白糸台車両基地のある西武鉄道多摩川線の白糸台駅に到着。お隣の多磨駅まで1駅移動して、武蔵野の森公園や野川公園の桜を見に行こうと思います。続きは次回の記事で。


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