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ワークマン プレミアム超撥水ソフトシェルのトレックフーディ+トレックパンツが気に入って2セット目を購入

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昨年の秋の登場したワークマンのソフトシェル。フーディとパンツを買って愛用していましたが、あまりにいい感じだったので色違いで上下をもう1セット買ってしまいました。


製品名は「プレミアム超撥水ソフトシェルトレックフーディ」と「プレミアム超撥水ソフトシェルトレックパンツ」、価格はどちらも税込2,900円です。
TS001 プレミアム超撥水ソフトシェルトレックフーディ | ワークマン公式オンラインストア
TS002 プレミアム超撥水ソフトシェルトレックパンツ | ワークマン公式オンラインストア

アウトドアウェアではお馴染みのソフトシェル、知らない人に雑に説明するなら「いい感じのジャージ」。ストレッチ性のある化繊素材で、ある程度の撥水性や防風性もあるアウターウェア。柔らかく通気性があるので着心地が良く、ずっと着たままでいられる便利なアウターウェアです。愛用者の多い定番トレッキングパンツのTHE NORTH FACE「アルパインライトパンツ」に使われているのもAPEXというソフトシェル素材です。

残雪期を含めてほぼ一年中出番のあるソフトシェル

トレックパンツは既にブログレビューを書いていますが、フーディ(ジャケット)と合わせて定番の外出着(散歩ウェア)となりました。真冬の一番寒い時期こそ、少し出番は減りましたが、多少温かい日なら下にインサレーションを挟んで普通に着ていました。秋冬のハイキングならずっと着たまま過ごせるぐらいです。


余談ですが、同じくワークマンの「ブロックフリーストレッキング」といういわゆるグリッドフリース系の薄手フリースを組み合わせるのが、この秋冬のユニフォームになっていました。ワークマンのメリノウールインナーと組み合わせたら、全く問題なく登山にも使えるアイテム。

クルーネック980円、ハーフジップ1280円ととんでもない値段ですが、季節商品ということもあり既にオンライン、店舗から姿を消しているので、次の秋に復活したら紹介するかも……。

実際、冬の間も殆どこのフリースとパフテックのベスト、暖かい日ならばソフトシェル寒ければハードシェルの組み合わせを行動着にしていまいした。動く前提ならばインナーはメリノウールの肌着にしていたので、そのまま山登山にも行ける組み合わせです。

今週のお題「これで冬を乗り越えました」

ソフトシェルはアウトドアブランドの製品だとだとそれぞれ1万円弱から2万円以上するものもまでありますが(比較的お手頃なモンベルでパンツ7,000円〜、ジャケット10,000円〜)、実際に数ヶ月着てみて、これまで使ったことのある有名アウトドアブランドのソフトシェルと比較してもなんら遜色のない製品が3,000円以下で買えてしまうというのは、久々に驚きのワークマン製品です。

最近は野鳥の観察で河川敷の枯れたヤブに入ることが多いのですが、サラサラしたソフトシェル素材なので引っ付き虫(植物の種)の類が付いてもはたけば簡単に落とせます。撥水性があるので泥汚れも濡れタオルなどで拭けばすぐ落ちますし、もちろん普通に洗濯機での洗濯が可能(自分は取ってしまいましたがパンツには金属製のシューズフックが付いているので、洗濯の際はネットを使った方が良いでしょう)。

「プレミアム超撥水」はワークマン製品の中でもかなり撥水性に力を入れた素材。製品情報によると生地耐水圧は1,000~2,000mmあり(レインウェアほどではないけど、小雨を短時間ならしのげる程度)、洗濯を100回繰り返しても撥水力が続くそうです。本当ならば凄いですが……

フーディの方はまだ2回ぐらいしか洗濯をしていないので、強めのシャワーを当てても撥水性はこのとおり。

一方、4ヶ月弱それなりに履いて、何度も洗濯をしているパンツの方はかなり撥水性は落ちていました。

恐らくアイロン等で熱を加えてあげればそれなりに撥水性は復活すると思いますが、試しに乾燥機に1時間ほど掛けてみたところ(ネットに入れて)それなりに復活しました。スペックでは100回の洗濯耐久があるといっても、このように熱処理をしないと撥水性は発揮されないので、撥水目的で使う場合は気をつけましょう。

フーディは畳めばレインウェアと変わらないサイズ感、シワにもなりにくいので梅雨時期などには軽めの防寒や雨除けで携行するといいかも。気温や湿度が高いと透湿素材のレインウェアでもそれなりに蒸れますが、ソフトシェルの透湿性はレインウェアの比ではないので、例えば雨の中、傘を差しながらの写真撮影やウォーキングなど用途によっては活躍すると思います。

それなりに評判の良かった製品らしく最初の入荷分は昨年の秋のうちに店頭から消えてしまったのですが、少し前にワークマンのサイトで確認したらネット在庫も店頭在庫も復活していたので、追加で生産しているようです。ワークマンの季節製品は買い逃すと次回入荷が未定なこともありますが、ソフトシェルは通年使えるアイテムなので(真夏でも高山では普通に着ます)「プレミアム超撥水ソフトシェル」も秋だけでなく春に向けても販売が継続しているようです。
今月の半ばぐらいには近所の路面店で、普通に各色、各サイズが上下揃っていました。オンラインストアは今なら比較的どこでも手に入りやすいのではないでしょうか。

最初に買ったのはブルーのフーディとブラックのパンツでしたが、フーディの色違いを選ぶとブラックかハニーゴールドになってしまい、ハニーゴールドも登山用ならいいのですが、流石に普段着としては使いづらいぐらい感じだったので、ブラックのフーディにオークブラウンのパンツを合わせることにしました。

街着って感じではないですが、野鳥観察や河原の散歩、買い物に来るぐらいなら十分。もちろんベースレイヤー等と組み合わせたら、そのまま登山ウェアとしても使えます。
一応FieldCoreブランド(ワークマンのアウトド向けブランド)ですがロゴなどもなく、詳しい人でもないと一見してワークマンだと見抜くのは難しいと思います!?

サイズ感はややタイトめですが、パンツはMサイズでTNFアルパインライトパンツのMサイズに近い履き心地(詳細はパンツのレビューで)。フーディは普段のサイズよりも1〜2サイズ上げてもいいかも。自分の場合はMでは少々ピタピタだったのでLサイズを選んで丁度いい感じ。中に厚手の中間着を入れるならLLでもいいぐらいですが、ソフトシェルなので行動着として使いやすいサイズが良いと思います。

重量は実測ですがフーディ(L)は413〜415gですが、パンツ(M)はフックを切ったブラックが351gなのに対して、まだフックの付いた状態のオークブラウンが344gと多少の誤差がありました。一般的なソフトシェルに比べるとフーディがやや重めでパンツは若干軽量だと思います(といっても数十グラムの差です)。

使い方のコツとしてフーディのポケットを頻繁に使うならば、ジッパープル(ジッパータブ)を付けてあげると使いやすくなります。自分は当初不要だと思っていましたが、花粉の季節になってポケットティシュ等を頻繁に出し入れするようになり、全部のポケットに取り付けました。
あとパンツのシューズフックは自分が普段よく履いているサロモンのクイックレースとはあまり相性がよくないので、切ってしまいました。

登山用として長年使っていたfinetrackのソフトシェルもそろそろ買い替えたいな……と思っていたのですが、別にワークマンで全然問題ないよなぁ、なんて思い始めています。