そういえばツバメをちゃんと撮ったことがないなと思って挑戦してみました。
春になると日本にやってきて各地の軒下で子育てをすることでおなじみのツバメ。ツバメの巣は昔は駅でよく見かけましたが、最近は高速道路のサービスエリアなどでもよく目にする気がします。
そんなツバメですが多摩川を歩いているとよく河川敷を横切って川と堤防の外を行き来しているのを目にします。水面の上を飛び回っていることもりますが、いつも同じ場所を飛んでいる訳ではないので、集団で営巣してるイワツバメのように「よし、今日はツバメに見に行くぞ!」と思って必ず見ることができる訳でもありません(私の観察不足でツバメの生態をよく分かってないことが大きいですが)。
ただし、最近比較的いつも数羽のツバメが入れ替わりで(?)やってくるような場所を見つけました。近くに多摩川の澪筋から切り離されたプールがあり、どうやらその付近で餌を捕まえているのか、巣材の泥を集めに来ているのか……? この日は多摩川沿いに橋3つ分ほど移動しながらツバメを探してみましたが、結局写真を撮ったのは全て同じ場所でした。
さて、そんなツバメですがヒュンヒュンと不規則に飛び回るので、やはり写真を撮るとなるとなかなか難しい。イワツバメ同様に数撃ちゃ当たる作戦で、追いかけながらひたすら連写。
背中側は真っ黒なので特に逆光気味に撮ってしまうと、顔の赤色も目立ちませんしなんだかカラスみたいに見えてしまうかも!?
白いお腹側が見えるとなかなかいい感じですが、ビシッとピントが来た写真となるとなかなかムズい。
自分が観察している場所は数分おきに2〜3羽のツバメがやってきては数分プール周辺を飛んでから去って行くのですが、そんな中にイワツバメも混ざっていました。やっぱり丸っこいなイワツバメ。
イワツバメとツバメの違いは体型もありますが、やはり2本の長い燕尾の存在。この燕尾が長いのがオスで短いのがメスだそうです。ということはこれはオスかな。
一瞬こちらを見てるようなこの子はメスか。
建物とか緑とか水面(はここでは難しいのですが)とかもう少し違った背景も入れられるといいのですが、とりあえずは飛んでるツバメを追いかけるのが今は精一杯。
ということで冒頭でかなりトリミングしたこの写真が今回は一番ピントが来たショットかな。
おなか側だとこちらベストショットか(どちらもトリミング)。
機会があればまた挑戦してみようと思います。小さくて素早い動体の撮影は難しいですが、鳥やトンボなど常に何かしら撮る機会を作っておくことで、少しずつ苦手意識が薄れて行きますね。
そうそう、もちろん(?)ドットサイトは使ってます。