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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

4年ぶりに開催された「立川まつり 国営昭和記念公園花火大会」と「ボートレース多摩川 納涼花火大会」

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2019年以来、4年ぶりの開催となった「立川まつり 国営昭和記念公園花火大会」を見てきました。

前日のボートレース多摩川 納涼花火大会

その前にちょっとオマケというか前日29日(金)に開催されたボートレース多摩川(多摩川競艇場)の納涼花火大会。こちらもコロナ禍の影響で3年連続中止となったので4年ぶりの開催です。

平日の競艇場での開催ということもあって、地元の人以外はあまりチェックしていない花火大会。競馬場の花火大会と同様に多摩川の対岸から眺めようと思っていましたが、日中に野川を歩いたり買い物をしてから帰宅したこともあり、そこから出かける元気もなく自宅マンションからビール片手に双眼鏡での花火鑑賞。

望遠レンズを使って少しだけ写真も撮りました。


西立川口から昭和記念公園へ

さて、翌日土曜日(2023年7月29日)は昭和記念公園の花火大会。同日には隅田川花火大会の開催もあり、その混雑ぶりがかなり話題になっていたので、立川もそれなりに人が多いのだろうなぁ…… と直前になると面倒くさくなる病を発症しつつも、公園の開演時間中の入園を目指して午後から西立川駅へ。夏の空すぎる。

入園は西立川口から。17時の閉園時間までは入園料がかかりますが、好きな時間からの場所取りが可能です。花火大会当日は一旦閉園した後、17時半から無料で入園が可能です。

大きなゴミ捨て場が公園の各エリアに用意されています。ありがたいですね。

メイン会場の「みんなの原っぱへ」。その他、ふれあい広場や西立川ゲート付近からも観覧可能です。


みんなの原っぱで場所取り、開園待ち

16時過ぎのみんなの原っぱ。既に場所取りの観覧客が大勢いますが、この時間なら2人程度のスペースは比較的自由に選べます。そこまで早く行く必要はありませんが、閉園1時間前ぐらいに入園しておくと、場所取り、売店での飲食購入、トイレ等もスムーズです。

生ビール、たこ焼き、焼きそば、かき氷などの出店、バーガーキングもありますね。この時間なら少し並べば普通に買えます。

4年前の記憶を頼りにまあ良さそうな場所をゲットしたつもり(だけどちょっと見当が外れました)。早速、かき氷を買って持ってきたビールを飲み始めます。暑いといえば暑いけど、日傘を差しつつかき氷を食べていればやり過ごせるレベル。

17時頃になるとかなり芝生が埋まってきます。携帯電話やデータ通信はほぼ使えない状況なので、待ち合わせに苦労してる感じの人の姿が見られます。園内での待ち合わせはみんなの原っぱは避けた方が良いでしょう。

有料観覧エリアの様子。

18時過ぎ。明るいうちは周囲のポップアップテントなどを目印にして自分たちのスペースを見つけていましたが、開演時間が近づくとポップアップテントを畳むよう要請するアナウンスが入るので徐々に目印が消えて行きます。仲間を見つけられずに彷徨う人の姿もチラホラ……。

この状況になる前にトイレを済ませておいて正解でした。トイレや園内に数か所ありますが、仮説のものを含めて結構な行列となっていました。遅い時間から会場を目指すならば先に済ませておきましょう。

18時半過ぎですが、出店には大行列。あと30分じゃ絶対に買えないと思います。

花火のスタート直前に乾杯。


立川まつり 国営昭和記念公園花火大会

始まった! と思ったら、予想していたのと少々角度が違う大きな木の向こうから上がり始めました(笑)

前回よりは少し正面の林に近づいていたものの、ここまで隠れるとは思わなかったんですよね。距離の問題なのか打ち上げ位置(陸上自衛隊の立川駐屯地内からだと思います)が少し変わったのかな?
木に遮られた花火が上がるたびに、周囲からも苦笑気味のざわめきが発生しています(笑)

公式による写真を見ても、やっぱりこの木は被ってたみたい。そういえば前回の鑑賞はもう少し角度のある場所だったかも…… 真正面が正解という訳ではなかったのかな。

と思ったら特大の一尺五寸玉が上がりフレームからはみ出してしまいました。花火の大きさは手前の木を比較対象にするとよく分かると思います!?

今大会のプログラムでは一尺五寸玉が8発、一尺玉(10号玉)10発、スターマイン10回を含む全5000発の花火が上がります。突然のスターマインは当然露出オーバーで真っ白(笑) まあ花火撮影はついでということで、片手間で手探りでやっているのでいいんです!?

この規模の大玉が続くと拍手喝采です。

スターマインはこうなる……。

木に隠されない大きな花火も次々に打ち上がり……


最後は特大ワイドスターマインからの一尺五寸玉が3連発。咄嗟に2段ほど絞ってみましたがやはり……。

最後の一尺五寸玉も見事でした(別の花火なのに同じような写真になってしまった……)。

混雑する終演後の立川駅周辺

終演後。園内に入園した25万人(!?)の観客が一斉に数か所の出口を目指すので、園内の遊歩道は橋など狭まった場所を中心にかなりの混雑が発生します。人が密集している場所を避けつつ(昭和記念公園をよく利用していて良かった)、開放されていた管理道路を利用して立川ゲートへ。

ちなみに25万人というのは2019年の花火の際に発表された数字。公園外からの観覧客を含めると約70万人と、とんでもない数字ですが本当でしょうか……? ちなみに立川市の人口は18.5万人、府中市が26万人です。

立川駅へ向かう道もなかなかの混雑ぶり。信号は止めて交通規制していましたが歩けるのは歩道のみ。確か前回は車道も歩行者に開放していたはずですが、グリーンスプリングス方面と歩行者を分けることで、混雑を分散させたかったのでしょうか。

ただし結局大半がJR立川駅に集中します。駅は大混雑で見るからに入れそうにありません。

前回はもう少しスムーズに立川駅に入れた記憶があるのですが(グランデュオ内で食事をした)、やはり4年ぶりの開催ということで観覧客数は増えているのかもしれません。

混雑する立川から離れて食事にしようと思ってましたが、移動は諦めて駅前のラーメン屋の行列に並びます。お馴染みの「横浜家系ラーメン つばさ家」、30分程待ちましたが、駅があの状況では急いでも仕方ない。

硬め、濃いめの家系ラーメン。しょっぱいはずのスープが丁度よく感じます(笑) 並んでる最中少しぐったりしていた妻もナトリウム不足だったのか、普段は飲まないラーメンのスープを飲みまくって回復していました。この日は塩分タブレットを忘れてしまったのですよね。給水も大事だけど塩分チャージも大事。

コロナだったり気持ちの変化もあり、人が集まる場所やイベントからは年々足が遠のいてますが、地元開催の花火大会は気軽に参加できる数少ない大型イベントです。混雑に遭遇するとそれなりに大変ではありますが、大勢の人と同じ空間で花火を見上げる行為はなんやかんやで楽しいものですね。

今年、開催に漕ぎ着けてくれた実行委員会にはとても感謝していますし、来年以降も無事開催されますように(清掃協力金の募金箱、退場時に見つけられなかったので通常開園時にも設置しておいて欲しいな)。