ユニクロの「ドローストリングショルダーバッグ」を使ってみたのですが、大変よろしいです。
バンド練習の荷物バッグを探してた
コロナ禍で休止していたおっさんバンドの活動が再開したのですが、リハスタ練習の際の鞄選びが以外と難しい。荷物は楽器本体（キーボード）とは別にフットペダルやシールド、電源、楽譜（紙やタブレット端末）などを持って行く必要があります。もちろん財布とかモバイルバッテリーとか、その他小物もろもろ。
以前から使っているのがCHUMSのバナナショルダーバッグですが、結構サイズがギリギリ。冬は手袋やマフラーなどの荷物が増えますし、ペットボトルを買ったりするともう入り切らない。もう少しサイズに余裕のある、斜めがけできる（これは重要）バッグが欲しくなりました。
キーボード本体のケースにもポケットはあるのですが、背負った際の下向きの側からジッパーが開くので、重いものを入れたりあまり中身を詰めたくない。どうなんでしょうね、この作り（突然愚痴になる）。
そんなときにユニクロで見かけたのが「ドローストリングショルダーバッグ」。
大きめの巾着（ドローストリング）袋の途中にショルダーストラップを付けたショルダーバッグ。旧モデルから存在は知っていましたが、現行モデルはペットボトルが入るサイドポケットが増えたりして使いやすそうになっていました。こういうズタ袋タイプのバッグなら、スタジオ練習後の片付けの際にもとりあえずどんどん突っ込めますし、用途的にもピッタリな気がします。価格は嬉しい2,990円。
ユニクロ「ドローストリングショルダーバッグ」
色は4色、オリーブがいい感じで迷ったのですが、汚しそうなので無難にブラックにしました。
巾着を開いた状態だトートバッグのような口の広いバッグですが、口の部分は巾着になっているので紐を引いてしぼめるとカマボコ型（？）のショルダーバッグになります。
斜めがけした際のサイズ感はこんな感じ。普通は全体の半分ぐらいまで中身を入れて、ストラップより上は折り返すと普通のショルダーバッグな見た目。ストラップの長さはもっと伸ばすことができます。
トートバッグのように口は開けっ放しでも問題なく使えますが、斜めがけして体の後ろに回したりするので、その際は巾着を絞って紐を結ぶか、少なくとも口の部分は内側（体の側）に折り返した方がいいかも。
荷物が増えた場合は巾着部分ギリギリまでモノを詰めることも可能ですが、ストラップ位置より上まで入れると当然安定が悪くなるので、軽めの荷物や脱いだ上着を入れたりする程度が良さそう。
巾着を結ばずに（紐を引いたのみで）軽いものを上の方に突っ込んでおくだけだと、紐が緩んで中身を落とす場合もあるので気をつけましょう（双眼鏡のケースを落としたのを、すれ違った人に教えて貰った）。
外側にはファスナー付きのポケットがひとつ。B5判サイズの本やタブレットなら横向きで入ります（写真の書籍はA5判です）。
両サイドにはペットボトルなどが入るポケット、深さは約22cmぐらい。これがあると嬉しい。
メインの収納は広い一気室ですが、ちょっとしたポケット（仕切り）が2つあるので、ポケットティッシュや財布などのすぐに取り出したい小物は分けておけます。
底には13cmのマチがあるので厚みのあるもの、楽器用のペダルも平らに入れることができます。
サイズの割にかなり計量（実測で274g）。畳めばまあまあコンパクトになるので、旅行のサブバッグにもいいかも。一泊二日旅行程度なら十分メインバッグにもなりそうです。
水洗い不可… なの？
注意点は公式では「水洗い不可、ドライクリーニング不可、乾燥機不可」となってること。
汚れたら中性洗剤を含ませた布で軽く拭けと。自分は汚れが気になったら普通に洗おうと思っているのですが、どうなるかは不明。素材はナイロン（表地）とポリエステル（裏地）、バックパック等と同じく溜めた水と中性洗剤で洗おうと思うのですが…… もしかしたらめっちゃ色落ちするとか。自己責任で。
カメラ散歩バッグとしても優秀でした
バンド荷物のために買ったはずが、普段の買い物やカメラ散歩に使ったら普通に便利でした。というかバンド練習は毎週ある訳じゃないので、主に散歩バッグになりそうな気配。
口が広いので大きめのカメラでも余裕で突っ込めます。
横幅は入口で46cm、底でも35cmあるので、マイクロフォーサーズの超望遠レンズ（M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS）にフードを付けたままのカメラが普通に横向きのまま入ります。
ただしクッション性はないので中にカメラを入れる際は、インナーボックスやカメララップ（ラッピングクロス）などで保護してあげるといいかも。中に布類が入ってる際は気にせずに突っ込んでしまっています。
カメラ用の箱型のインナーボックスなどを入れるとより安心、安定感も出ますが中身を取り出しにくくなってしまいまうので、自分は使っていません。それにしても色々と持ってるな……。
ストラップも太めの作りになっているので、CAPTUREのようなカメラクリップを取り付けることもできます。写真で使っているのはCAPTUREでなく、最近使い始めたFALCAMのカメラホルスターV2。
ラウンドミニショルダーバッグをバッグインバッグにする
あと、こちらはやはりユニクロの「ラウンドミニショルダーバッグ」。一時期話題になったバッグのようですが、数ヶ月前にセールで購入。財布にエコバッグ、スマホにモバイルバッテリー、小さいカメラを入れたらいっぱいいっぱいですが、身の回りの最低限の荷物だけ携行して出掛ける際などに重宝します。
そんな最低限の荷物この小さなバッグに入れっぱなしなので、中仕切りがほぼない「ドローストリングショルダーバッグ」にバッグインバッグとしてそのまま突っ込む運用を思いつきました。
ストラップは少々邪魔ですがラウンドミニショルダーバッグの重量は100g程度、ちょっとしたポーチと変わりませんし、出掛けるたびに荷物を詰め直す必要もなくアリかなと思ってます。
大きなズタ袋は何でも入って便利ですが、詰め込みすぎると当然中で荷物が迷子になりがちなので、小物のみをまとめておけるバッグインバッグ運用はありだと実際に使っていて感じました（それでも上からカメラや双眼鏡を突っ込むと、まあまあごちゃごちゃになりますが）。
黒に黒は分かりにくいので、もう少し明るい色のラウンドミニショルダーバッグでも良かったかも（笑）
このまま普段使いのカメラバッグになってしまいそうなので、改めてバンド荷物用に色違いのドローストリングショルダーバッグを追加で買ってもいいかなと思ったり思わなかったり……。
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