前回の続き。高幡不動尊、夜のライトアップ編になります。
駅前のドトールでしばらく時間を潰して、辺りが暗くなったのを確認してから、再び高幡不動尊金剛寺へ向かいます。今回のメインディッシュ、紅葉ライトアップを見にきたのです。
高幡不動尊金剛寺 | 関東三大不動、真言宗智山派別格本山「高幡不動尊金剛寺」。新選組土方歳三の菩提寺。
ど派手な五重塔ライトアップ
室町時代に建てられたとされる重要文化財の仁王門を潜ると、先ほどまではとガラリと雰囲気の変わったこの境内。左手前から「お札所」「不動堂」そして「五重塔」。初めて見るお寺のライトアップは、厳かさとは別の妖しい賑やかさが溢れています。
なんなのでしょう、このケバケバしいまでの五重塔のど派手ライトアップ。千と千尋の神隠しの油屋かと思いましたよ(笑)
五重塔横のモミジもバッチリとライトアップされています。
しかし赤いモミジを照らした際に、キレイに赤く染まるわけでないのが難しいですね(ライトの色にもよると思いますが)
紅葉ライトアップを歩いてみる
それでは、境内左手の斜面に広がる紅葉のライトアップを見に行くことにします。ライトアップ照明のおかげもあって足下はそれなりに明るいですが、所々薄暗くなっているので歩く際は気をつけましょう。
斜面を少し登るとライトアップされた紅葉の向こうに五重塔や奥殿を臨むことができます。よく分からないけど雰囲気ある感じ?
雑木林のような木々も鮮やかにライトアップされています。もちろん赤やオレンジ、黄色はライトの色でなく元々の紅葉の色です(黄色がどうしても緑っぽく写ってしまいますが)。
この紅葉ライトアップは12月6日(日)まで開催されているようです(今年は紅葉が遅かったので延長されたのだとか)。
またまた木の合間から五重塔。
三脚は持って来てないので歩きながらサクサク撮ってます。高感度かつ開放ベッタリで周辺はやや甘くなってしまってますが、中央部はそれなりに解像感のある描写。手持ちでこれだけ撮れるのですから、今のカメラって凄いものですね。
ライトアップに引っ張られた露出とWBのせいか、空がなんとなくおどろおどろしく写ってますが、それはそれで面白い感じなのでオッケーかなと。
そろそろ帰って夕飯の支度をせねば…ということで帰路に着くことにします。
高幡不動尊のライトアップ、見にきたのは初めてでしたがなかなか豪華で楽しめました。多摩に6年住んでこんな催しが毎年行われているのを知らなかったなんて勿体ないですね…(笑)
この程度の夜景写真なら手持ちで行けるOM-D
もちろんもっと隅々まで精細な描写で撮りたいならば、三脚を使って低ISOで撮るのが正解かもしれません。しかし、相変わらず歩きながらサクサク撮ることを重視している私のスタイルでは、手持ちでそれなりに止まってくれるこのカメラがありがたい。
そんなOM-Dの手ぶれ補正でもやはり望遠寄りになってしまうとブレてしまったりしますが、そんなときの超広角の頼もしさ。結局ライトアップの散歩では7-14mm PROで撮った写真しか使い物にならず、シグマ60mmの方の写真はなしです。
ミニ三脚ぐらいなら持っていっても良かったかなぁ…と思いつつ、あまり低すぎる三脚もこのような場所では使いづらいでしょうかね。