今年も川崎の二ヶ領用水(にかりょうようすい)の桜を見てきました。
二ヶ領用水は多摩川を水源とする古い用水路で、水路の周囲は緑地として整備され、散策路なども設けられています。
花見ポイントとしては二ヶ領宿河原堰付近で取水した流れである宿河原用水側が有名なのですが、二ヶ領上河原堰から取水した本川にあたる水路(南武線 中野島駅付近)の方も個人的に好きな花見ポイントなので、今回はその両方を歩いてみました。
JR中野島駅から歩く二ヶ領用水
まずはJR南武線の中野島駅で降りて散策をスタート。駅舎の風見鶏が可愛いですね。駅から徒歩5分程で二ヶ領用水に出ます。
既に桜は満開を過ぎて花びらが散り始めていますが、個人的にはこのタイミングが一番好きかもしれません。頭上の桜と水路を流れる花びらの両方を楽しむことができますからね。
ここの所曇り空が続きましたが、この日は久々に青空が覗いた気持ちのいいお天気。歩いているとちょっと汗ばむぐらいの陽気です。
護岸の緑をバックにしてみたり…
青空のブルーをバックにしてみたり…
毎年似たような構図ばかり撮っている気がしますが、定番の被写体だけに桜スナップは難しいですね。
ソメイヨシノだけでなく山桜も植えられています。この白と緑もキレイですよね。
花びらが護岸の石積みの間に積もっていました。
鴨たちがくつろぐ用水路を桜の花びらが流れていきます。
ムクドリも1羽でいるぶんには可愛いんですけどね。
ついこんな感じの写真ばかり撮ってしまっているような…。
実家の犬もここを散歩させてあげたくなります(笑)
もう少し下流まで歩こうかと思ったのですが、ちょっと移動することにします。移動中にスズメが群れていたのでパシャリ。かわいい!
JR宿河原駅から宿河原用水の桜散歩
同じ二ヶ領用水でも取水口の異なる宿河原用水(二ヶ領宿河原線)が、JR宿河原駅付近を流れています(下流で合流)。時間もあったので、一度中野島の駅に戻り南武線で宿河原駅まで移動しました。
この辺りは桜の名所としてもかなり有名ですが、訪れるのは今年がはじめてのこと。さて、本川の方とはどう違うのでしょうね…。
あ、こっちはかなり凄いかも…。
やはり名所というだけあって、見事な桜と整備された水辺。平日だというのに、花見客もまだまだ大勢いますね。宿河原駅付近から用水を登戸方面へと歩いてみることにします。
あまり広くない用水をたくさんの花びらが流れていきます。
そして、風が吹くと大量の花びらが舞い散ります。
おおお、凄いなあ! 桜吹雪は上手く写真に撮れないのがもどかしいですね。
桜が舞う中、南武線の線路をくぐります。電車が来るのを待ってもよかったのですが、この後で待ち合わせの予定があったので先を急ぐことにします。
アスファルトもピンクに染まっていました。
ここで二ヶ領用水散策を切り上げて登戸方面へと向かいましたが、桜はまだまだ続いています。この先は多摩川の二ヶ領宿河原堰になります。
軽く汗をかいたところで、この後はムーンライトのクラフトビールが待っているのでした。
この日のお散歩カメラはスナップ用の14mmを付けたE-PL7と望遠レンズを付けたE-M1。昨年は2台のOM-Dを持って歩いたところ、やや取り回しが悪かったのですが、この広角単焦点+望遠ズームという組み合わせは手返しがよくていいかもしれません。