自宅で手軽にグリーンカレーを作る際に欠かせないメープロイ(MAE PLOY/タイ)のグリーンカレーペースト。KALDIなどで150円位で売ってるやつです。
以前、当ブログで紹介したグリーンカレーのレシピもこのペーストを使ったものでした。記事内で紹介している「ごっさんレシピ」が秀逸で、カレーペーストを本来のレシピ通りに全て使わないことで、食べやすいマイルドなグリーンカレーが完成します。
一度、ひと袋全てを使って作ってみたこともありますが相当辛くなってしまい、教え通り半分だけ使って固形ルーを1かけ混ぜたものが、我が家の定番の味になっています(グリーンカレーにしてはやや黄色くなってしまいますが…)。昨夜も我が家はカレーでした。
さて、このメープロイのパッケージですが、裏返して輸入元を確認すると「メープロイ グリーンカレーペースト」として売られているもの(オーバーシーズが販売)と、「YOUKI グリーンカレーペースト」として売られているもの(ユウキ食品が販売)があったりします。
KALDIで売っているのは前者、近所のスーパーで買ったものが後者のユウキ品です。もちろん中身は一緒ですが「中華・エスニック食材といったらユウキ」みたいなイメージが強いこともあち、以前KALDIにて「ユウキのグリーンカレーどこですか?」みたいな訪ね方をしてしまい、お店の人を困らせてしまったこともあります(笑)
さて、注目して欲しいのそれぞれのが貼っているシールに書かれているレシピ。同じ50gのグリーンカレーペーストに対して、作り方や使用する調味料の分量が異なります。野菜や肉はお好みなのでいいですが、ナンプラーや砂糖の分量はかなり違いますね(実際この辺の味付けもお好みなので、目安みたいなものですけど)。
オーバーシーズ版 | ユウキ版 | |
カレーペースト | 50g | 50g |
サラダ油 | 大さじ2 | 記載なし |
ココナッツミルク | 400mg | 400mg |
鶏がらスープ/水 | 300ml | 200ml |
肉 | 300g | 200g |
ナンプラー | 大さじ2 | 大さじ1 |
砂糖 | 大さじ1 | 小さじ2 |
ペーストの処理 | 油で香りが出るまで炒める | 鍋の水に溶かす |
一番の違いはペーストを弱火で炒める所からスタートするオーバーシーズ版に対して、ユウキ版はいきなり水に溶かすように指示しています。シールで隠れたオリジナルレシピがどうなっているかも気になりますが、本場の作り方をそのまま翻訳するのでなく、日本で手に入りやすい材料で日本人にも食べやすいレシピとして、それぞれの輸入元が記載した結果、このような微妙なブレが生まれているとしたら、それはそれで面白いものです。
私は先のごっさんなるカリスマ女性が提唱したレシピの心棒者ではありますが、彼女が伝えたというレシピはペーストを全て使わずに、市販のカレールーを混ぜるもので「あとは説明通り」と。はてさて?その「説明」がオーバーシーズ版を差すものか、はたまたユウキ版なのか今更ながらに疑問が発生してしまいました(笑)
我が家ではKALDIでオーバーシーズのものを買うことが多く、最初に作ったときからオーバーシーズ版のレシピが基準で、その味に慣れてしまいました。
ナンプラーはオーバーシーズ版の通り大さじ2入れてしまって全然構わないと思いますが、ナンプラー自体の味もメーカーによって結構異なるので、使うナンプラーによっても完成するカレーの味に違いが出そうです(ユウキのレシピはユウキのナンプラーを基準にしてるのかな?)。昨日は2種類のナンプラーを大さじ1ずつ使いました。
メガシェフ(写真右)はいかにも魚醤といった独特の匂いと風味で食味をそそりますがそれなりにクセも強いので、苦手な人はバランス(写真左)のナンプラーの方が比較的マイルドで匂いも控えめなのでオススメかも。ユウキのナンプラーも以前使っていたのですが、小瓶の量が少なくてすぐになくなってしまうので最近は使っていません。魚醤臭さなどは、上の2種類の間ぐらいだったかなぁ…?(記憶が曖昧)
メープロイのペーストですが結構頻繁に使うことを考えたら400gサイズで買ってしまっても良いかもしれません。グリーンカレーパスタやグリーンカレーうどんを作る際にも使えますし。次からそうしようかな(まだ在庫が2袋位あるので)。
アライド バランス フィッシュソース(ナンプラー)ゴールド 200ml
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