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ユニクロ ブロックテックパーカ(2022年購入モデル)を雨と雪の中で着てみた結果…

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軽い雨程度なら簡易的な雨具として十分に使える性能を持っているかもしれません?

野鳥観察用に暗い色の防水ジャケットが欲しくなり買ったユニクロの「ブロックテックパーカ(3Dカット)」。

普段使いのアウターとしてはよく着ているのですが、既に雪の季節は終わってしまいました。しばらく防水性能を試す機会はなさそうと思っていたのですが、先日まさかの3月後半の降雪。そしてその少し前にも雨の日にブロックテックパーカを着る機会がありました。
長期間使用した訳ではありませんが、ファーストインプレッション的なレポートを残しておきます。

最大9.5mm/hの雨の日、4時間の着用

まずは3月18日の雨。昼過ぎから夕方までの4時間弱の屋外活動。体感的には小雨レベルからスタートして、徐々に雨は強くなり、上がる頃には結構な本降りレベル(ジャケットを叩く雨の音がバラバラと響いてました)。この日、18日の府中は1時間最大9.5mmの降水量だったそうです。

スタートから2時間弱たった頃の腕周り。撥水処理はそこそこ効いていて結構いい感じです。もちろん体感的な内部への浸水(濡れ感)は一切ありません。

終了時に車のラゲッジで撮った写真。最も雨を受けて腕の動きやバッグストラップとの擦れも多かったと思われる肩周りは撥水が効かなくなっていますが、その他全体はまだまだ撥水しているのが見られます。

裏を確認すると薄っすらシミのように見えていますが、触ると少し湿っているなと感じるレベル。フード内など目に見える水滴は、吹き込みによるものでしょう。中に着ていたフリースが濡れた感覚はありません。

車の中で軽く乾燥させて、帰宅後にまた買い物で20分ほど雨の中を歩いてみましたが、既に撥水も復活していました。雨の中では最初の使用でしたが専用レインウェアでないのにこれだけ雨を防いでくれれたのは期待以上です。普通にレインジャケットと呼んでも差し支えないのではないでしょうか(一日のみの着用では過度な評価はできませんが)。

やはり内側への目立った浸水はほぼありません。色が変わっている部分は外からの染みの可能性の他に、汗の結露の可能性もあると思います。


最大3mm/hの雪を雨の中、2時間の着用

そして先日22日の雪と雨(1時間最大3mm)の日にも着用しています。

雪の中1時間、その後雨になって1時間程度の撮影でしたが、撥水処理はそれなりに効いていて、やはり内側への浸水も感じられませんでした。首元の水滴は恐らく吹き込みか結露。

レインウェアとしての性能を判断するにはもう少し長期間、またより強い雨の中でも使用してみないと分かりませんが、通常の撮影が行えるレベルの雪や雨(10mm/h以下)ならば、十分な性能を持っているようです。

20mm/hを越える土砂降りレベルの雨を長時間浴びたらさすがに分かりませんが、そのような中で写真を撮ること事態が難しいですし、そのようなシーンを想定して買ったものではありません。
雨よりは雪の中の撮影を想定して揃えたものではありますが、これだけ雨の中でも使えるのならば、梅雨時期ぐらいまで使用期間を広げてみてもいいかもしれません。その季節になると今度は結露による内側の濡れも発生するので、透湿性能なども確認できるかもしれません。

フードは登山用に比べると少し小さい

ただし、登山用のレインウェアやハードシェルではないので、当然ですがヘルメット着用を想定したフードのサイズにはなっていません。冬はツバ付きのニット帽を被ったり、キャップにニット帽を組み合わせたり、さらにインサレーションのフードを被った上からシェルのフードを被ることもあるので、ブロックテックパーカのフードはやや小さく(キツく)感じました。

できることならフードの先端をキャップのツバに引っ掛けて、そこから絞って固定できる位の余裕が欲しいのですが(山用のレインウェアやハードシェルならできる)、フードをツバまで被せると首元や動き回る際にはキツさを感じるので、結局帽子のフード部分は濡らしてしまうことなりました。これはまあ仕方ないか……。

インサレーションのフードやニットが必要ない気温になれば、このような防水ハットを被ってよほど雨が激しくならない限りフードは被らないというのも、首周りの動きや視界がスッキリして良いでしょう。

先日の雪の日からこのワークマンの1500円防水ハットを使うようになりましたが、浸水も蒸れもなくなかなか快適。こちらは夏に掛けての使用が本番だと思うので、引き続き使ってレポートするかもしれません。