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日立製ドラム式洗濯乾燥機で「C03 エラー」頻発:原因は扉下がり、セルフ修理対応など

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日立製のドラム式洗濯乾燥機で「C03」エラーが突然頻発するようになってしまいました。修理を依頼することにしたものの、自分でも対応できそうだったのでひとまずセルフ修理?で凌いでみました。

5年保証が切れた3ヶ月後にドラム式洗濯乾燥機が故障

2017年2月に購入したドラム式洗濯乾燥機の日立「BD-SV110A」。定期的にフィルターを清掃するなどしながら安定して使えていたのですが、先週になって突然洗濯スタート時に「C03」エラーが出るようになってしまいました。説明書によるとドアロック周りのエラーのようです。

確かにドアが自動ロックされる行程で「カチカチ」と音がして、その後エラーとなってしまう…… 何度かやり直していると、たまに進むのですが、一時停止すると再開示にやっぱりエラーとなってしまう。これではタイマーなども安心して使えないので修理を依頼しました。

この辺りが怪しい気がする……?

購入時にヤマダ電機の5年保証を付けていたのですが、今年の2月で残念ながら保証切れとなっています。
直接メーカー修理を依頼するか少し迷いましたが結局ヤマダ電気に電話。「確かなことは言えないが、メーカー修理より出張料金などは若干安いかも?」とのことだったので(「メーカー修理を希望する場合、手配できます」とも)、そのままヤマダ電機に修理を依頼。連絡の翌日にはサービスマンが自宅を訪問してくれました。

原因は扉の下方向へのズレ

症状を伝えるといくつか動作を確認して、今回の故障状態について教えてくれました。
長く使っていると扉に下向きの力が掛かることで徐々に扉が下がってしまい、ミリ単位のズレがドアロック部の噛み合わせに生じて発生するエラーとのこと。ネットでも「日立 ドラム洗濯機 C03」などで検索すると同様の症状が多く見られ、やはり原因は扉の下がりだということです。

手で少し上向きの力を掛けるとエラーが出ない

メーカーによるドア側の対応交換パーツ(ドアの下部に突起が付いているらしい)があり、交換すると約14,000円(出張料金、作業料金込)、ドアロック部分のパーツも合わせて交換(長年使っていることで消耗している可能性、あくまで保険)すると約20,000円との見積もりでした。パーツは取り寄せで後日対応とのこと。

状況的にはドア側のパーツ交換のみで済みそうですが、ふと「これって何か挟んでドアが上がれば直るんですか?」と尋ねると、「はい、ゴムなどを挟めば大丈夫だと思います」とのこと。

試しにその場でゴム板を挟んでみると、確かにC03エラーは出ません。メーカーの対応パーツでもやることは同じ(突起でドアを持ち上げる)みたいなので、これで行けるならこれでも良いかなと。

ゴム板を挟んだらエラーが出なくなった……

サービスマンの方も特に交換を勧めてくる感じでもなく、ゴムの加工や貼付け位置ついてアドバイスをしてくれて、「しばらく交換パーツは持っておくので、交換したくなったら連絡をください」とのことだったので、出張料金+点検料金の3,850円のみ支払って終了となりました。
保証期間内ならば無償で部品交換される修理だと思われますが、残念ながら我が家の洗濯機は保証が切れてしまっているので、今回は対応方法を教えて貰ってのセルフ修理ということにしました。

ゴム板を両面テープで貼り付けて対策

ゴム板の厚さは10mmで開閉時に少し引っ掛かる感じですが、薄く削ってしまうと持ち上げが足りずに場合によってエラーが出るでそのままの厚さで使うことにします。予備もありますしひとまず小さめにカットして、動作確認をしながら両面テープで貼り付けました。

どこで持ち上げても良いのですが、純正の交換扉もヒンジに近い側に突起があるそうなのでこの辺で。ちなみに我が家の洗濯機の扉は右開きです。

使い勝手は特に変わっていませんし、その後の洗濯でもエラーはなく、水漏れなども発生してないので今回は恐らく解決ということで良さそう。原因である扉下がりについては事前にもう少ししっかりググっていれば、自力で対策できたかもしれませんが、ひとまず結果オーライということで。

扉を締めた状態。目立たないし開閉もスムーズ

ドラム式洗濯機は購入から1年程度で間違いなく元を取った気持ちになれたものの(家事の中で洗濯物干しが最も面倒なので)、実際は5年間なんてあっという間のことだったので、あと5年ぐらいは使えて欲しいというのが本音だったりします(そして5年後にはまた同じことを思っていそう)。
何にせよドラム式洗濯機に関しては、可能な限りの長期保証を付けておくことを強くオススメします。

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