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多摩川を飛び回るイワツバメをOM SYSTEM OM-1で撮ってみた

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今年も多摩川にイワツバメを見に行ってきました。

初夏にかけて多摩川のコンクリート橋脚で営巣しているイワツバメ。素早いスピートでヒュンヒュンと縦横無尽に飛び回って、なかなかうまく撮らせてくれないのですが、眺めているだけでも楽しいですし動体撮影の練習にも最適なので(?)今年もぶらりと出掛けてみました。

いつもの野鳥観察散歩セット。暑くなってきたので水分補給は忘れずに。

昨年、イワツバメを見た橋を訪れてみると、早速数羽のイワツバメが飛んでいる姿を発見。今年も多くのイワツバメが繁殖のために巣作りをしているようです(撮影は営巣地を直接でなく、その周辺を飛び回っているイワツバメを相手に行います)。

昨年はOM-S E-M1 Mark IIIを使って結構苦労して撮りましたが、今年は鳥認識AFを搭載したOM-1があります。既に飛んでいるツバメを撮ることなどもできていますし、これは昨年より楽勝では……? と思ったらのですが、そうは問屋がおろしません。

ファインダーの中にしっかりイワツバメの姿を入れることができて始めて被写体認識も動作してくれますが、やはり一番難しいのはそのファインダー内に捉える作業だったりします。

ファインダーでイワツバメの姿を捉えることができて始めて被写体認識AFが作動し、かつその中でのヒット率…… みたいな感じ。被写体認識AFの枠が出てもピントが確実に来てるとは限りませんし、スッポ抜けなどもありますが、それでもE-M1 Mark IIIを使ってたときいに比べたら遥かに無駄撃ちは減ったように感じます。


動きも直線的でなく、こんな感じでノーモーション急旋回するので追いかけるのが難しい。

今回もファインダーのフレームレートをうっかり「標準」のままで撮ってしまいましたが、「高速」(120fps)にするともう少しヒット率が上がったりするのでしょうかね。個人的には見え方よりもフィジカルの方が重要な気がしますが、今度こそ忘れずに高速フレームレートで挑戦します。



イワツバメの正面顔もかわいいですね。


こういうカットでもう少しバチッとピントが来ると嬉しいのですが、やはりファインダーに捉えていられるのが一瞬なので、あと1秒粘れたら…… みたいな感じかも。

たまに水浴び?なのか水面をかすめるようにダイブする姿を見ることができます。


よく見ると体が濡れてます。この日は暑かったですしね。


個体数が多い割にはあまり集団になって飛ぶことはないのですがが、たまに数羽まとまって飛ぶ姿を見ることができます。編隊飛行のような感じになるのですが、何か意味のある行動なのでしょうか?

営巣地の橋の上にカラスがやってきて鳴いたり、上空をトビが飛んだりすると警戒をするのか、結構な数のイワツバメが巣から飛び出してきて上空を固まって飛ぶ姿も見られました。


このようなイワツバメが沢山飛び交う瞬間をもう少し見たかったというか撮影したかったのですが、この日は上記のカラスとトビがきたときだけでした。

ちょっとセグロセキレイ。

殆どのイワツバメは単独で飛び回っているのですが、このチーム?は巣のある場所と川の上などを何度も4〜5羽の集団でグルグルと飛んでいました。

ブルーインパルスの編隊飛行を見ているみたい!?


空バックだけだと面白みがないので……

もう少しこういう感じで撮りたいのですがなかなかピントがバシッと来ない……。

河原でガサガサを楽しむ人バック。

構図の中で飛翔方向の前寄りにイワツバメが写っているのは、私が追いきれてない証拠ですがそんな写真に限って良い感じにピントが来ていたりして……。


といった感じで相変わらず難しいけど楽しいイワツバメ観察&撮影でした。夕暮れの多摩川をシェアサイクルに乗って帰ります。是政橋の向こうにはうっすら富士山も見えました(写ってないけど)。

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