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望遠レンズ付きカメラを登山で使うのにパーゴワークス 旧フォーカスが丁度良かった

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しばらく出番がなかったパーゴワークスの旧フォーカスを久しぶりに使いました。

主に登山の際などにカメラを入れているトップローディング型のカメラバッグ、パーゴワークスの「フォーカス」。2014年に最初のモデルに出会って以来、これまで3世代4モデル使ってきてます。2021年には現行モデルに買い替えています。今回は現行品ではない旧フォーカスについて。

山に望遠レンズを持って行く際は、LUMIX G VARIO 45-150mmやM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIのようなコンパクトな望遠レンズを使っていましたが、今年の立山にはM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROを持って行くことにしました。いつもより少々機材は重くなりますが、テレコン(MC-14)装着で最大420mm相当のPROレンズはライチョウの撮影には最適ではないかと。

実際、75-300mm F4.8-6.7 IIに比べてAFはスムーズ、画角も中望遠(80mm/112mm相当)からと使いやすいですし、いつ雨に変わってもおかしくない雪が降る中でもPROレンズの防塵防滴は安心感がありました。

現行フォーカスは蓋の仕様もあり内寸が固定サイズのため(深さ200〜210mm程度)、40-150mm F2.8 PRO + MC-14を装着したカメラ(OM-1の場合で全長235mmぐらい)では蓋を閉じることができません。

そこで久しぶりに引っ張り出してきたのが1世代前(ベルトが紫色のマイナーチェンジ前のものなので正確には2世代前かも?)旧型フォーカス。この旧型フォーカスもメインの収納の深さはそこまで変わりませんが、フラップ式の蓋を固定するバックルのベルト長を調整できるため、収納サイズ以上の長さのカメラ(レンズ)を入れて蓋を閉じることが可能です。

この通り。バックルのベルトはまだまだ伸ばすことが可能です。旧フォーカスの利点はこのようにフラップのベルト調整で収納サイズを(全長方面で)拡張できる点と、あとは中身を取り出した際に、比較的薄く潰せること。現行フォーカスはクッション込みの立体成形なので、基本的には厚みは変わらないまま。

カメラ本体のサイズにもよりますが、最大で全長280mmぐらい行けるかも? OM-1+M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS(全長約270mm)も収納可能…… とは言うにはやや無理がありますが一応蓋は閉じます。ただし、メイン収納からボディが完全に飛び出した状態なのでバランスも悪く、さすがに非常用かな。

OM-1 + 40-150mm F2.8 PRO + MC-14にしても突っ込んだだけではカメラボディが収まってない状態でしたが、使用後は必ずバックルを固定することと、ストラップを命綱代わりにして落下を防ぐことで使うことができました。あとは40-150mm F2.8 PROの伸縮式フードが巨大なため、フォーカスに収まりが良かったとことも多少はあるかも。

ちなみに望遠レンズ用のトップローディングバッグも複数サイズもってはいるのですが、どれも立体的で潰せないタイプ。安心感はありますが重量もちょっと重いので、今回は選ばず久々に旧フォーカスを選ぶこととなりました。


より荷物を減らしたい場合はマインドシフトギアの「ウルトラライトDSLRカバー」という選択肢もありましたが、今回は財布や交換電池、小物類を入れるショルダーバッグは1つ使いたかったのでそこはやはりフォーカスですね。ウルトラライトDSLRカバーも1つ持っていって、アルペンルート移動中などにカメラ1台をバックパック内にしまう際のカバー代わりにしていました。

ところで、シンクタンクフォトの派生ブランドだったマインドシフトギアはブランド再編?により、「ウルトラライトDSLRカバー」「マルチマウントホルスター」「アウトバウンドホルスター」全てがカタログ落ちしてしまいましたし、こうやってたまに出番のある旧フォーカスも含め全てもう手に入らないんですよね。

現行フォーカスもですが立体的でしっかりしたトップローディングバッグはあるのですけども……。