ある日の多摩川、気がついたらキツネがこちらを見てました。
大雨が降った後の多摩川河川敷。川の様子を見ながら鳥も見る、いつもの河原歩き。
増水で生まれた水溜りにサギ集団。浅瀬にはコイが溢れているし、小魚でも取り残されているのだろうか……。
こういうときナマズやバスを見かけずコイばかりなのは、単純に個体数が多いからなのか別の理由なのか。川から切り離された浅いプールみたいな場所にもコイだけ取り残されてたりするんですよね……。
河川敷にたくさんいるけど、水辺の近くまで出てくることは少ないキジ。増水で誕生した水辺近くで目撃。
今日も元気に鳴いてます。
やや低空飛行のトビ、なかなかピントがビシっと合いませんね。
冠水した草の中のカルガモ。
最近、見つけられるようになったセッカ。スズメよりも小さい鳥なので鳴き声だけではなかなか居場所を絞れませんが飛び回っているところを見つけると止まった所も分かる。
警戒心が強いから見つからないのかと思ったけど、どうやら単に小さいから見えてなかっただけで、警戒心自体はそこまで高い訳ではないのかも? 鳴き声が近づいてきたときは普通に近くに止まったりするし。
チャッチャッ鳴きとヒッヒッ鳴きの切り替えがよく分からないけど、知らないと同じ鳥だと思わないよなぁ。
セッカが飛び回ってるときからはチャッチャッが多いけど、ヒッヒッヒッ鳴きしてる動画も撮れた。最初は同じ鳥の鳴き声だとは思いませんでしたね… pic.twitter.com/pMjVlGYXbr
— OKP (@iamadog_okp) 2025年5月3日
さっきのキジ。
別のキジ。
このキジはよく歩きよく食べていました。
キジを観察しながらセッカの声が近づいてきたらセッカを探す繰り返し。
いい場所だなぁ。
めちゃくちゃ近くに止まったセッカ、おっきく撮れた。
逆光ですがほぼノートリでこの距離(1120mm相当)。やっぱり人をそこまで気にしてないのかも……?
キジ見の合間にふと遠くの草むらを見たら何かがいる感じ。双眼鏡で覗いたらキツネと目が合った!
少し前にもありました。気付いたらタヌキがこちらを見ていたこと。


テレコンバーター(MC-14)を外していたので慌ててテレコンを装着。気のせいかテレコンなしの方がシャープに写ってる気もしますが、どちらにしろ距離が遠い(どちらも同じ比率でトリミング)。以前も散歩中に目撃したけどすぐに逃げられてしまった多摩川のホンドギツネ、ようやくじっくり見ることができました。
前回タヌキを見たのも同じパターン(キジを見てたら見られてた)でしたが、多摩川の動物たち、意外とこちらが気づいてないだけで、遠目に人間を観察しているのかも?
そんなキツネが微動だにしないので、再びキジを見たらキジもこっち見てた!?
人間観察に飽きたのか草むらの中へ帰って行くキツネ。次はいつ会えるかな。


ちなみにキジやキツネの観察距離。24mm相当の画角(スマホのカメラぐらい)でこれぐらい離れています。下の写真の真ん中にキジがいるの分かるでしょうか。この距離でホロ打ちをすれば肉眼でも分かりますが、じっとしてたら双眼鏡を使わないと気付けないかも?
64mm相当までズームするとキジの姿が見えてきます。そしてキジまでの距離の倍以上、写真上部に見える枯れ草のエリアが先程キツネがいた距離。キジもキツネもこれだけ離れていればそこまで警戒されませんが、こちらの存在に気付かれていれた場合、ここから近づく素振りをしたらキジは間違いなく逃げます。
そして800mm相当の超望遠レンズを使ってこれぐらい。この間合いならば800mm相当の望遠で十分ですが、実際はもっと遠い場合も多いので最近はテレコンバーターが描かせません。
このキジ、さっきまで歩き回って食事をしていたかと思ったら、今度は立て続けにホロ打ち。普通は1回鳴いたら数分休んで再び鳴くの繰り返しなのですが、連続して鳴いたり、ホロ打ちをせずに何度も鳴いたり…… メスでも呼んでいるのかと思いましたが結局何も現れませんでした。
今年のGWは立山のライチョウは諦めて多摩川でキジ観察。
— OKP (@iamadog_okp) 2025年5月3日
ホロ打ち3連続。普通1回やると数分空くけど、このオスはこの前にも3連続で鳴いたのでしばらく様子を見ていたら再び! これは打たれますね😂 pic.twitter.com/R6Hb5iK9Ss
スズメとホオジロ、さらに一回り小さいセッカ。スズメ目の茶色い小鳥は似てるけどやっぱり違う。
日々新緑が増えて行く季節になり、鳥や動物を探す難易度は上がる一方ですが辛かった花粉も一段落しましたし、再びタヌキやキツネ、その他の動物にも会えることを楽しみにまた足を運んでみようと思っています。
帰りがけに見かけた河川敷の流木をお立ち台にしていたキジ。
この日一番長く観察していたキジの白目(瞬膜)コレクション。





