遂に私もネモフィラの丘を見る(撮る)ことができました!?
青空と繋がるような丘一面のブルーの絨毯として、毎年GW前になると話題になる「国営ひたち海浜公園」のネモフィラの丘。この季節になるとTwitterやブログに上がってくる美しい写真とレポートを拝見しながら「自分も見てみたいなぁ」と思っているのですが、年々人気が加熱しているらしく、明日からのゴールデンウィーク期間は相当に混雑しそう…。
茨城まで開通した圏央道ドライブにも興味ありますが、進んで人混みや渋滞に飛び込む気にもなれず、どうしたものかと考えていたところ、どうやら立川の国営昭和記念公園(国営公園繋がりだ)にも小さなネモフィラの丘があるみたい…? そんな噂を聞きつけて、早速行ってまいりました。近所の多摩エリアでネモフィラが見られるなんて盲点でしたよ!
昭和記念公園フラワーフェスティバル
春の昭和記念公園は3月後半から「フラワーフェスティバル」と題した、入れ替わり立ち替わり様々な花の開花を楽しめるお祭り期間。GW前の今頃はネモフィラに菜の花、少し前にピークを迎えたチューリップ、5月に入るとポピーなども見ごろを迎えるそう。
昭和記念公園の入園料は大人410円。ネモフィラを見に行くならば、立川駅から歩くよりも(20分位かかると思います)青梅線の西立川駅から向かうとすぐです。お目当てのネモフィラがあるのは、西立川口ゲートから歩くと比較的近いもみじ橋近くの丘(渓流広場の手前あたり)。直ぐ近くにはチューリップガーデンもあるので、見ごろの花がまとまっているのはありがたいですね。気持ちのいいお天気の中、新緑を愛でながら園内を進んでいくと、向こうの方に少しずつブルーの地面が見えてきました。
小さいながらも見事なネモフィラの丘
さすがにひたち海浜公園のような広大なスペースではありませんが、いやいやこれはこれで悪くない。小さな丘に青いネモフィラの小さな花がビッシリと植えられています。
ネモフィラの開花状況は丁度今が見ごろといった具合でしょうか。まだこれから咲くようなつぼみも見られるので、GW期間は充分に楽しめそうです。
やはりネモフィラといったら青空をバックに入れたくなりますね。チルト液晶やバリアングル液晶を駆使してローポジションから、いい感じのアングルを探していきます。
青と白のグラデーションのネモフィラの花に青空と白い雲、なんて清々しい光景なのでしょう。ところどころに違う色の花が混ざってきているのはご愛敬です。
この日のカメラはSONY α7とキットズーム(SEL2870)ですが、K-S2とDA35mm F2.4(35安)やSEL50F18Fなども持ってきてみました。広く写そうとすると通路や人がどうしても入ってしまうので、標準画角の単焦点もかなり活躍してくれます。むしろ90mm以上の中望遠が欲しかった位かも…。あとやっぱりマクロレンズ欲しい(笑)
実際の丘はこんな感じ。それほど広くはありませんが、ほんのりネモフィラ花の香りも漂っていて気持ちのいい場所です。ネモフィラを見るならば、やはりお天気の日が狙い目ですね。
チューリップや菜の花ももうしばらくは楽しめそう
ネモフィラの小さな丘の向こうはチューリップガーデンになっています。今より少し前が見ごろだったようですが、まだまだ色鮮やかなチューリップの花が各種咲いていました。
花びらの外側から多少しおれているものも見られますが、まだまだ行けるでしょう?
赤いチューリップは色飽和しがちで難しい…。ラベンダーはこれからでしょうか。
せっかくなので、みんなのみんなの原っぱの向こうに見えている菜の花も見ていきましょう。よく見るとかなり広そうですね!
チューリップや菜の花を撮ろうとすると、超広角や望遠レンズも持ってくれば良かったなーと思ってしまいますが、手持ちのレンズでもまあそれなりに楽しめます。
青空と新緑もいいものです
春といえば花なのですが、私は鮮やかな緑を見ているだけでもウキウキしてしまいます。
葉っぱ多めのネモフィラ写真ですが、青と緑のバランスだとこれはこれで好き。
なんだか凄い色が出てしまいましたが、これはこれで…
お馴染みのカナールのイチョウ並木も秋とは違う美しさがありますね。
その他、今の時期はツツジやボタンも見ごろのようですが、とにかく敷地が広いので全てを回るとなると数時間がかり。この日はこれぐらいにして帰ることにしました。
GW期間に入るとそれなりに来園者も増えてしまうかもしれませんが、それでも遠征することに比べたら都心から電車で1時間掛からずに行けてしまう昭和記念公園は遙かにお手軽なスポット。遠くまで行くのはかったるいけど、どこかいい場所ないかなー?なんて悩んでいる方は「多摩のプチネモフィラの丘」なんていかがでしょう?