タイトルそのままです。ユニクロの「ポケッタブルパーカ」を買いました。
雨の中、街に着ていくアウトドアウェアに迷う……
先週金曜(10月25日)は首都圏が大雨に見舞われた1日でしたが、そんな日に限って都心部の客先での仕事が入ってしまっていました……。
まだ冷えるというほどでもないけど長袖シャツ1枚では少し肌寒いこの時期、普段ならジャケットを羽織って行くのですが朝からかなりの雨模様。傘を差していても全身かなり濡れてしまいそうです。こんなときこそアウトドアウェアの出番!……なのですが、いい具合に都心に出向くようなアウタージャケットを持っていない私。
昨年、街着用途に買ったマムートのソフトシェル(マサオジャケット)は黒くて街着用途に最適ですがまだ気温的には少々過剰…… というか絶対にこんなの着たら暑い!
所謂春〜秋用とされる薄手のレインウェアやソフトシェルが丁度いいのですが、山で着る用の私のウェアは赤やオレンジ系の少々目に痛い色ばかり……。今年買ったミレーのレインウェア(TYPHON 50000)はソフトシェルっぽいストレッチ素材で着心地もベストなのですが、街着にはちょっと派手……。
まあ別に気にすることでもないのですし、結局この日はいかにもカッパ感溢れるブルーのfinetrackのレインウェア(エバーブレス フォトン)を着て出掛けることにしました。
昼過ぎの土砂降り時間もさすがレインウェアの安心感で外を歩くことができましたが「街着でこんな日に着る丁度いいアウターがないかな」と六本木ミッドタウンで無印良品とユニクロを覗いてみました。
ユニクロや無印良品で売ってるアウトドアウェア風ジャケット
最近はこれらの店でもアウトドアウェア風の撥水・防水ジャケットが売られていて、中には防水透湿素材(ゴアテックス的な雨を防ぎ湿気を逃がすハイテク素材…… の少し機能が低いもの)を使い、縫い目に防水のシームテープが貼られているものもあります。
ユニクロ「ブロックテックパーカ」
そんなジャケットの先駆けと思われるのがユニクロの「ブロックテックパーカ」。撥水加工された防水透湿素材のジャケットで、“登山に使えるユニクロウェア”系の企画でもよく見るやつ。3シーズンのレインウェアにしては厚めの生地、むしろ冬期用ハードシェルに近い雰囲気も?
Via: UNIQLO
何度かモデルチェンジしていて、現行モデルは以前のものに比べると多少生地が薄くなっている印象も…… それでも今私が欲しい用途には少しぶ厚いかな。
無印良品「防水テープ使い透湿撥水フードジャケット」
一方で無印良品の「防水テープ使い透湿撥水フードジャケット」。恐らく2017年に「撥水フードジャケット」として登場したモデルの改良版だと思われますが、未だに「防水透湿」は謳わず「防水テープ使い透湿撥水」と微妙なネーミングに留めている所が、正直なのか弱気なのか……。あくまでレインウェアでなく、撥水性のある雨に強い街着という線引きのジャケット。
Via: 該当する商品がありません。 | 無印良品
生地の厚さなどいい感じに私が求めているペラペラ具合で、価格も以前7,990円から5,990円に改訂されたようですが、袖口のデザインがいまいち好きになれず結局スルー。あとユニクロ製品に比べてフードを絞るドローコードが付いてないのも若干気になるところ。
ユニクロ「ポケッタブルパーカ」
なんて思いながらユニクロを見ていたら「ポケッタブルパーカ」に出会いました。ペラペラ&シャカシャカ素材(ポリエステル100%)のウインドブレーカ系のアウターですが、季節の繋ぎ的な街用アウターならこれで十分じゃないかと。私の求めていたのは多分これだ!
Via: UNIQLO
今ぐらいの時期にロンTの上に羽織って外を歩くのに丁度いい感じですし、ポケッタブルなので外出時に携行しておけば、夜に肌寒くなったときなどにもジャケットの上から羽織れば多少の防寒高価はありそう。あと1ヶ月も着てないかもしれませんが、値段が値段ですし(税込3,000円ちょっと)大したダメージではありません。ということでその場でお買い上げ。
アウトドアではあまり使わなかったけど意外と丁度いいウインドブレーカー
アウトドアウェアだとパタゴニアのフーディニジャケットなどがこの手のウインドブレーカーの定番ですが、自分はあまり使い所が分からないんですよね。以前モンベルのウインドブラストジャケットを使っていたのですが、別にレインウェアが不要になる訳でもないので次第に使わなくなりました……。
アウトドアウェアはともかくとして、街着用途で雨の日に傘と併用するアウターならこれぐらいで十分。出先でfinetrackのレインウェアは片付けて、これに着替えてしまったぐらいですが(笑)、蒸し暑さから開放されて(レインウェアは防水透湿素材といっても所詮はカッパなので)実に快適です。
サイズはユニクロだとSとMで迷う自分ですが今回はMサイズが丁度の感じ。スタッフバッグが付いていてスタッフバッグ込みで166gとかなりの軽さ。スタッフバッグは気にならなければ背中内側のフック掛け部分(あの部分の名称?)にでも結んでおくといいかも。
ジッパー付きポケットが両側に付いているので、スマホ等を入れられます。アウトドア用だと軽量化のためにポケットが省かれていたりするんですよね。
軽い撥水性能があるということですが、少し強めのシャワーを当ててみた所30秒もしないうちに裏側に水が染みてしまいました(笑)。縫い目周辺も、縫い目のない一枚布部分も同様。分かりきったことですが、防水性は皆無と考えていいでしょう。雨の日はあくまで傘を使おう。
その代わりというか濡れたポケッタブルパーカを干しておいたら30分程度ですっかり乾いていたので、速乾性はなかなか良さそう。
昨日(日曜日)は「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」の観戦で一日中屋外にいたのですが、時間帯によっては日陰など肌寒くなるタイミングなど、このポケッタブルパーカが体温調整にかなり重宝しました。今年の出番はすぐに終わりそうですが、来春から春秋と使えそうですし(肌寒い高原の朝などにも)いい買物だったと思います。