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PD給電対応のハイブリッド型モバイルバッテリー:Anker PowerCore III Fusion 5000

このタイプの製品を紹介するのは、かかれこれ3度目のことになります……。モバイルバッテリーとUSB急速充電器(USB ACアダプター)を組み合わせた、ハイブリッド型のモバイルバッテリー「Anker PowerCore III Fusion 5000」です。

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同じようなタイプの製品ばかり集めても一度に使うのは1台のみなのですが、恐らく今の自分には一番このモデルが使い勝手が良さそうと判断したので購入しました。

USB PDに対応したハイブリッド型モバイルバッテリー

2017年に最初のAnker PowerCore Fusion 5000が出てから早3年。モバイルバッテリーとACアダプター機能を合体させた、今やすっかりお馴染みとなったジャンルの製品。これ1台あれば旅行や出張の際、移動中はモバイルバッテリーとして使い、ホテルなど電源の取れる場所ではACアダプターとして使い(給電が終われば)そのままバッテリー充電も行える優れものです。

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初代のAnker PowerCore Fusion 5000を使い、その後RAVPowerから登場した6700mAh容量のRP-PB125を購入(PowerCore Fusion 5000も妻が使っています)。どちらも基本的な性能は似たようなもので(USB-A×2、最大5V/3A)、モバイルバッテリー部分の容量がRP-PB125の方が少し大きい程度です。

今回購入したのはAnker PowerCore Fusionnの3世代目にあたる(2世代目のFusion 10000は日本未発売でした)「Anker PowerCore III Fusion 5000」。

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Anker製品の外箱、いつの間にエンボス加工されたものになってました

容量はPowerCore Fusion 5000と同様ですが(正確には4850mAhなので若干のダウン?)、3台めの本製品はUSB Power Delivery(以下PD)に対応したモデルとなります。

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ポーチは付属しますがケーブルの付属はありません

左からRAVPower RP-PB125、Anker PowerCore Fusion 5000、Anker PowerCore III Fusion 5000。容量の大きなRP-PB125がサイズも多きのですが、こうして並べてみてもその差はごくわずか。

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サイズも厚みもAnker PowerCore Fusion 5000とほぼ同じ。

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製品 PowerCore Fusion 5000 RP-PB125 PowerCore III Fusion 5000
出力 USB-A×2 USB-A×2 USB-C(PD)/ USB-A
入力 Micro USB/AC Micro USB/AC AC
容量 5000mAh 6700mAh 4850mAh
サイズ 72×70×31mm 81×75×27mm 78×71.5×30mm
重量 約189g 約195g 約176g

重量はスペックシートでは176gですが実測したら181g…… これは誤差の範囲なのか? PowerCore Fusion 5000は189gなので10g以上軽量化されたことになります(スペックの数字の上では)。

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外観の大きな違いとして、本体の質感が光沢のあるツルツルした仕上げになっています。個人的にはPowerCore Fusion 5000のようなマットな質感の方が好きではありますが、そこまで気にするものでもないでしょう。端子はUSB-CとUSB-Aの2つのみで、充電状態を確認できるLEDインジケーターは4段階。

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USB-Cは出力(給電)のみで、充電は付属のプラグをコンセント差して行います。つまりコンセント以外の充電は不可能。今までのモデルでは、Micro USB端子での本体充電が可能だった点と異なるのでここは注意。レビュー等でもこの点についての不満が多いようですが、経験上コンセント以外で充電するシーンはなかった製品なので、特に問題はありません。

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USB PDは18W、USB-A同時使用の場合は合計15W

PD出力は18Wなので特別に高出力という訳ではありませんが、スマートフォンを充電する用途には十分。旅行中、登山中にiPhoneを継ぎ足し充電する際など、短時間でのスピード充電が可能だと何かと助かります。

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USB-C−Lightningのショートケーブルを買いました

ラップトップを駆動させるにはやや心許ないですが、MacBookAir(2020)を使いながら本体の充電残量を減らさない程度の効果はありますし、充電に特化させれば少々時間は掛かりますが充電も可能です。

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システムレポートで確認してみると18Wでの充電がされています。

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できることなら外出時の荷物は少しでも減らしたいのでMacBookAir用のACアダプターも持ち歩きたくないですし、緊急用としても助かります(話題のM1チップMBAだったらそれすら不要になるかも……?)。

ちなみに、PD 30W出力に対応した「PowerCore Fusion Power Delivery Battery and Charger」なるハイブリッド型のモバイルバッテリーがAppleのオンラインストアなどで売られています。PD 30Wは魅力的ですが、容量5,000mAhに1万円以上を出せる人向けですね。
Anker PowerCore Fusion Power Delivery Battery and Charger|モバイルバッテリー・充電器の製品情報 | Anker (アンカー) Japan公式サイト
Anker PowerCore Fusion Power Delivery Battery and Charger - Apple(日本)

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USB-CとUSB-A端子両方から給電する場合は、USB-C側は10Wまで下がって、USB-A側5Wとの合計15Wが最大となります。せめてコンセント接続時はもう少し高出力になってくれるとありがたかった……。

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2系統給電にしたら10Wになってしまった……

何にせよ2系統給電を使うのは、コンセントがある場所で使うことが経験上大半なので、時間を掛ければだいたいは解決します。

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完璧とは言えないまでも、私自身がこれまでPowerCore Fusion 5000やRP-PB125を使ってきたシチュエーションを考えると、このPowerCore III Fusion 5000に乗り換えるメリットは十分にありそうです。バッテリー容量がRP-PB125(6700mAh)から若干ダウンしてしまう点のみは残念ですが、その分軽くなっているので納得することにします。

PD給電が不要であれば従来タイプのモデルの方が使い勝手が良いケースもあると思います。

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