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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

多摩川さんぽ、是政橋から架替工事が進む関戸橋へ、大栗川合流点を渡渉して反時計回りに一周

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多摩川の是政橋と関戸橋の間を左岸から右岸までぐるりと一周歩いてみました。


府中市郷土の森から多摩川左岸を歩く

スタート地点は毎度おなじみ多摩川左岸の府中市郷土の森あたり、移動にはハローサイクリングのシェアサイクルを利用します。散歩の際に、公共交通での移動が難しい場所へ(から)移動が発生する場合は、ハローサイクリングのステーションを確認すると移動が楽になることがあります。

撤去工事が進む大丸用水堰横の河川敷は郷土の森公園バーベキュー場。無料駐車場から近く無料で利用できる市民の憩いの場。堤防には桜の木が植えられあと数週間もすると花見客でも賑わいます。

堤防上の舗装路は多摩川サイクリングコースとしても有名ですが、府中市内は「府中多摩川かぜのみち」として整備されています。歩行者は右側通行、自転車は中央付近の左側通行で歩行者優先ですが、これは府中市内の限定ルール(稲城市、川崎市などは歩行者も左側通行)。自転車の徐行ルールはほぼ守られていません。

府中多摩川かぜのみち 東京都府中市ホームページ
川崎市 : かわさき多摩川ふれあいロードの利用について
多摩川サイクリングコースの通行ルール|稲城市公式ウェブサイト

バーベキュー場から少し上流。現在、川の澪筋は反対の右岸寄りとなっていますが、左岸側にも以前の澪筋から切り離された池状の水溜りがあります。低水護岸は新しいものに見えます。

堤防の一段下に石積が作られていましたが、ここにも低水護岸を整備するのでしょうか。

対岸に大丸用水の新しい取水口が見えます。新しい帯工は低水路を横断していますが、中央部は完全に川砂利が被っています。

床止工のコンクリートブロックがここにも並べられています。

この先にも池ができています。

かぜのみちよりも河川敷のヤブを歩きたくなったので、ヤブの中へ踏み込みます。

工事車両が通る道は、先ほどのコンクリートブロックが並べられた工事エリアへ続いています。


東京多摩郵便局。

コイキングがいた。

関戸橋が見えてきました。


架替え工事が進む関戸橋

関戸橋架替えの影響でかぜのみち(多摩サイ?)が大きく迂回中。

関戸橋の架替えは2015年から始まっていて完成まで16年間という事業。既に古いコンクリート橋(下流橋)は撤去されて、新しい下流橋に橋桁が架設されていました。是政橋に比べると関戸橋は利用頻度が少なく数ヶ月に一度しか走らないのですが、もうここまで進んでいたのですね。
多摩市と府中市を結ぶ関戸橋架け替え事業|道路の整備事業|東京都建設局

下流橋の架替えと上流側の仮橋へのスライドで進路がぐんにゃりしている関戸橋北の交差点。


久しぶりの天下一品 府中中河原店

ランチは久しぶりに中河原駅近くの「天下一品 府中中河原店」へ。以前、オリジナルの唐揚げでバズった店舗ですが、2023年からは全国の天一統一レシピになっているとのこと。


チャーハン定食を食べましたが、現在のチャーハンがかなり自分好み。次回はチャーハンを並にサイズアップして、ラーメンはミニにサイズダウンにしてもいいかと思うぐらい。

あと天一に行くとやっぱりこってりラーメンが食べたくなりますが、チャーハンとの相性を考えるとあっさりの方が良い気がするので、悩ましいところです。

今週のお題「ラーメン」

関戸橋を渡って多摩川右岸へ、多摩市立交通公園

再び関戸橋に戻ってきました。上流側の仮橋。

左岸のここも澪筋とは繋がってない大きなプール。夏季の水量が多い際などに一時的に繋がったりするのでしょうか。澪筋からは切り離されていますが、巨大な鯉がたくさんいます。


水溜りの上流で斜めの水路。工事用のスペースを左岸側に確保するために、澪筋を右岸寄りに集めているようです。


多摩川中流部ですが運河っぽい澪筋。

京王線。

聖蹟桜ヶ丘の多摩川河川敷沿いに「サクテラスモール」なる商業施設が昨年オープンしたのだとか。全然知りませんでした。駅の多摩川側、以前は駐車場とかだったような……。

鎌倉街道を多摩市側から走ってくると関戸橋の府中方面が仮橋と上流橋に分けられるのでちょっと迷いますが、左折しないならどちらでもOK。車ではいつも右車線を選んでいるので仮橋を渡ったのがこの日の歩道が初めてでした。

河川敷には上流側から下りられます。

上流橋と新しい下流橋。

橋脚は繋がっているのですね。

新下流橋を右岸下流側から見る。

今度は多摩川右岸を下流方面に歩きます。

多摩市立交通公園。

駐車場あって便利かも……と思ったら公園利用以外(野鳥観察、川遊び、釣り、BBQ等)での利用はNGとのこと。それはそうか。


交通公園の敷地の先に野鳥観察小屋があります。

中からは多摩川と大栗川の合流点周辺が見渡せるようになっています。



大栗川と大川

こちらは大栗川。大栗川の右岸まで多摩丘陵の崖が迫っていいて、正面に見えている橋を渡っても河川敷を歩いて多摩川に出るのは不可能そうです。左岸側は比較的平らな地形で、ギリギリまで丘陵が迫っている右岸側との違いが面白い。

多摩川右岸から続く切り立った多摩丘陵の崖。この上はゴルフ場(桜ヶ丘カントリークラブ)の敷地。

大栗川を少し遡ると右岸に水路が合流していました。

大川排水樋管。聖蹟桜ヶ丘方面から流れているので一ノ宮用水からきてるのかと思いましたが樋管の名称と同じ「大川」という川のようです。大川については多摩市のサイトに小学生の自由研究が掲載されていました。
多摩第一小学校|多摩市公式ホームページ
大川、 古茂川共にネット上にはあまり情報のない小河川ですが、行政資料館や市役所を訪れて調べたとのこと。立派ですね。


対岸の左岸側にも水門があり、こちらもそこそこの水が流れ込んでいました。河川や用水路ではないようですが、正面の多摩丘陵からの排水、湧水でしょうか。


改めて多摩川と大栗川の合流。

大栗川左岸、多摩川から0km地点。

望遠レンズで。是政橋の向こうに東京都庁と東京スカイツリー。


大栗川を渡渉して多摩川右岸を是政橋へ

大栗川の橋を渡っても多摩川には出られないので、ここで大栗川を渡渉して多摩川右岸を歩き続けます。

こんなこともあろうかとサンダルを持ってきたいたのでした。

一番深い場所でも膝下ぐらい。まだ水はちょっと冷たかった。

大栗川の水質はあまり良さそうではありませんね……。
乞田川・大栗川大腸菌追跡調査結果について|多摩市公式ホームページ

ここからは先日も来た大丸用水取水口のある低水護岸です。

番手の大きな竿を振ってるフライフィッシャーたち。この日多摩川で見た釣り人はほぼスモール狙いのバサー(ルアー)でしたが、フライマンもバス狙いだったりするのかな?

右岸崖(桜ヶ丘カントリークラブ側)からの流れ込みの水量が少し増えていました。前日に雪と雨が降ったせいか。


堤外水路の上を歩きます。

途中、カメラの重量がいきなり消えたと思ったらピークデザインのアンカー紐が切れてました。カメラの吊り具に直結できる細紐の旧型V3アンカーを使っていましたが流石に限界だったみたい。

OM-1の吊り具とは相性が悪いことは分かっていたので、完全に自己責任使用でのチェック不足でした。予備のアンカーとリングで応急処置をしました。カメラの他に双眼鏡なども首から下げていたので、ストラップ同士の摩擦でカメラがコンクリートの地面まで落下しなかったのは不幸中の幸いです。


その後は何事もなく(結局オオタカを見ることもなく)是政橋。南武線の南多摩駅やまた最寄りのシェアサイクルに乗る選択肢もありましたが、明るかったのでそのまま府中街道を歩いて府中駅に出ました。


府中用水の流れ込み(矢崎都市下水路吐口)の橋にとまっていたコサギ。